↑完成後の仮組み状態です。
↑アクスルシャフト径RZVがφ17、GSXRがφ20です。
GSXRのリム幅を考えるとφ20のアクスルシャフトを採用したいところですが、
今回はφ17仕様にする事にしました。
ホイールベアリングは互換性のあるものが見つかりましたが、
スプロケハブベアリングは駄目でした。
各仕様に合わせてディスタンスカラーの製作を行いました。
キャリパー、サポートはGSXRの流用です。
トルクロット固定ステーをスイングアームに溶接し、
トルクロットをピロボール仕様にして対処します。
当店で測定した結果チェンラインは許容範囲内に収まりましたので
特にスプロケットハブ座面加工は必要ありませんでしてた。
しかし、ハブベアリング圧入部はシールレス仕様にします。
そのままでは、スプロケット固定ボルトがスイングアームに干渉してしまいますので、
ボルト長を短くし、ロックナットを薄型にして対応させました。
以上 いつものごとくの通信加工でしたが、
ホイールフィッティング後の操縦性うんぬんにつきましては、
お客様の自己責任となります。