↑ TZのシャフトはφ20ですので例のごとく長穴拡大加工を施しました。
きちんとNCフライスで仕上げてあります。
↑TZのリムはハブの中心から○mmオフセットされているのは周知の事実ですが、
固体差も多々ありますので今回は1から検証して
リムの中心を基準に各パーツの加工数値を決めました。
スプロケット側のアクスル加工はマイナス○mm、
(TZ純正品を加工)
キャリパーサポートのアクスルカラーは逆にプラス○mmとなります。
(こちらは新規製作です)
チェン引きはTZのアクスルシャフト径に合わせて拡大加工を施しました。
TZのアクスルシャフトはRZに比べて長くなりますが、
今回は左右にステンレスのスペーサーを入れる事で対応しました。
完成です。
RZにTZを流用するのは昔からの手法でしょうが、
これからやろうとしている方の参考になればと思います。
(加工数値の公表はいたしません)
エクセルのリムに換装するのも良いですが、
その際はリムのオフセット量をTZと同じにしてもらはないといけません。
RZのアクスル径のままで流用する場合は、
ベアリングの内輪として使える精密級のアクスルカラーの製作他、
もろもろ必要になります。