3MAにRGV250SP(VJ23)のフロントを流用させるためのステムシャフト製作です。


   


↑左がガンマ、右が3MAです。
シャフトは長さも、径も全く異なります。
アンダーブラケット圧入部はガンマのサイズに合わせ、そこから上は3MAに合わせますが、
シャフトが通るトップブリッジの穴径が合わないので、
スペーサーを製作してガンマのトップブリッジに圧入させます。
ただし、3MAサイズのままではスペーサーの肉厚不足になりますので、
シャフト設計時に予め減径させておきます。


  


↑上段が3MA、中段が新規作成シャフト、下段がガンマです。
中空構造にしました。



↑ 左のリングはアンダーベアリング下に入れるシムです。
(ガンマのアンダーブラケットにそのまま3MAのベアリングを配置すると高さが足りなくなるため)
右はトップブリッジの穴に圧入するスペーサーブッシュです。


  


↑左はシャフトを圧入したところ。
この段階ではハードアルマイトにはまったく剥がれはおきませんが、
この後ベアリングを圧入する時には面取りしてある角の部分のみ
わずかにアルマイトが剥がれる場合があります。
この点は予め御了承下さい。


↑ スペーサーが打ち込まれたトップブリッジです。



そして完成です。
ハンドルロック等に関しましてはお客様側で調整されるそうです。