SRフロントカスタムのお手伝い。
(ただしベース車両はTWです)


見た目重視のカスタムではなく、
エンジンから足回り、ボルトに至るまで本気でチューンナップしている方のお手伝いです。

   

↑SRの三又ですが、ノーマルでも流用できるとの事ですが、
軽量化して欲しいとの事であえて7075材の肉抜き仕様で製作しました。
シャフトの重量はノーマルの約半分です。
チュンナップを行う上で、フロントを強化するとどうしても重量アップしてしまう部分が出ますが、
こうした地道な軽量化の積み重ねで補っています。
そうした車両オーナーの拘りには敬意を表します。


   


今回の持込パーツはBRAKINGのφ300ローター(シングル)
エクセルリム&ハブ、その他のアクスルカラー、
そしてSRのフロントフォークと三又(トップブリッジのみ市販品)です。
φ320のローターであればデイトナから簡単にボルトオンできるキットが販売されておりますが、
あえて小径のφ300ローターを選択する辺りがマニアックなところです。
もちろん市販キットなどはありませんので、
金額がかかるのを承知で↑のサポートをワンオフしました。
写真は出来たてホヤホヤでこれからアルマイト処理します。



↑ 確かハリケーンのトップブリッジですが、軽量化のために裏に肉抜きを施しました。
表面はヘアライン仕上げでしたので一度フライス処理してから、
アルマイト剥離→再アルマイト(ブラック)されます。




↑各パーツが仕上がり仮組みしたところです。
フォークはノーマルがアルミ肌ですので、ブラスト&ブラックペイントを施し、
フォークもフルO/Hを行いました。(スプリングは社外品)

キャリパーやサポートを固定しているボルトは仮止め用で、
今後すべてチタン製になるそうです。


実際にサーキットを走行されている写真を拝見させて頂きましたがかなり迫力がありました。
現在の仕様が出来上がったら車体全体の写真をアップさせて頂く予定です。