ダイマグ用スプロケットハブ製作のご依頼がありました。
完成しましたのでアップします。
尚、今回は事前に図面を送って頂きお見積もりを出しましたが、
強度を高めるために若干形状を変更しました。
こう言った加工物の場合、
基本的にはお客様より頂いた図面に従い製作しますので
安全性云々といった責任に関しましては
製作をご依頼されたお客様の自己責任となります。
その点予めご了承下さい!!


   

左が表、右が裏から見たところです。
素材は超々ジュラルミン7075材です。
7075材は切削した後が光りますが、2017材だともう少し白っぽくなります。



ベアリングを打ち込んで完成後の写真です。
写真では分かり辛いですが、スプロケットの内径が当たる部分は、
(ノーマルハブで言うとリブ)
スプロケットの厚みより若干低くして階段形状にしてあります。
これによって直径の大きなワッシャーやナットが安心して使用できます。
こうした事は当初頂く図面には記載されていませんので
当方の判断で処置させて頂きました。
一般の加工屋なら図面の指示通りに L 型に座面を作ってしまうでしょう。
そうするとソケットレンチをかけるスペースも無くなるわけです。
またベアリングを圧入する分部も寸法もそのまま製作しては圧入になりませんでしたので
100分の3mmほど小さくしました。

因みにダイマグは何用だったか分かりませんが、スプロケットはニンジャ用です。