実走距離400キロそこそこの1KTです。
しかも希少なマルボロカラーですね。

前車両オーナーが倉庫保管していたそうですが、
外装はかなり綺麗で正直驚きました。
しかしながらずっと保管されていた分、
エンジン内部やガソリンタンク内部に錆びが発生しキャブもメンテが必要な状態でした。
今回はエンジン腰下のO/Hと消耗品の交換、
タンクの錆び取りコーティング、
シリンダー、ヘッド、クラッチカバー、ダウンチューブのペイント、
キャブのO/Hを行う事になりました。


↑完成状態です。
とにかく綺麗ですね!!

   


↑シリンダーやヘッドのノーマルペイントは流石に年月には勝てず
程度の良い外装に負けている状態でした。
そこでブラスト処理をほどこしてからペイントし直しました。

クラッチカバーやダウンチューブもブラストペイント済みです。
新品があればそれに交換した方が手っ取り早いのすが、
メーカー欠品ですでに手に入りません。
シリンダーやヘッドは比較的オーダーの多い作業なのでよいのですが、
クラッチカバーはブラスト前にマスキングするだけでも大変な作業ですので、
単独ではちょっとお引受けできないですね(汗)

  

↑ガソリンタンクは錆び取り&コーティングを施しました。

↑2年前に当店でレストアしたGSX750RRが車検で入庫してきましたので一緒に撮影しました。
この時代のレーサーレプリカは排気量を問わず各メーカー味があって良いですね。