2008.5現在
R1ZやTZR/TDRのメンテが縦続いておりますが、
同じ様な車両メンテが重なる時期みたいなものが確かにあるようです。
さて今回もR1Zですがエンジンクランクケース合い面からの吹き抜けです。
過去にも何度か同じ様なトラブルを拝見しておりますが、
長期間乗らずにクランクケースにガソリンが落ちて溜まってしまった車両に多い様です。
↑吹き抜けるのは緑色のライン辺りです。
↑数キロ走行しただけで気泡が次々と出ては
写真の様に2ストオイル&ガソリン混じりの液体を垂れ流します。
この合い面には冷却水が通る通路がありOリングでシールされていますが、
そのOリングがやられてしまいますと
冷却水まで漏れ出して最悪の状態になります。
今回は冷却水が漏れる一歩手前といったところでしょうか。
こういったトラブルが発生した際は残念ながら外からの補修ではどうにもなりませんので
一度クランクケースを割る必要があります。