↑完成写真です。
前後足回りはTAKU定番の3MA仕様で、リヤホイールのみ3XV
チャンバーはオーエックスレーシング製です。
↑三又はブラスト後にウレタンペイントしました。
↑アウターもブラストやホイールもブラストウレタン仕様です。
ストックの中古ローターの程度がイマイチだったので、
思い切って新品の輸入物を採用しました。
ただし、3MA用はラインナップにありませんのでXJR400用をチョイス。
純正品の半額以下で購入できますが、
輸入品なので入荷時に曲がり等要チェックし、
不良箇所があれば直ちに交換してもらいます。
インナーローターは純正と違ってアルミ製であり、
ブラックペイントが施されています。
ペイントはいずれ剥がれてしまうかもしれませんが、
装着した感じは予想以上に精悍であり。
私も自分のRZRに採用しようと企んでいます。
↑ リヤのスイングアームはもちろん中古品ですが、
できるだけ清掃して装着しました。
今回のRZRでは3MAの幅広スイングアームに対して
ノーマルのステップで対応できていますが、
すべてのRZRが同じ仕様にできるとは限りません。
RZRの場合は、ステッププレートステーの位置関係にかなり個体差がありますので、
基本的には「ノーマルステップではスイングアームに干渉します」
というスタンスです。
今回も若干ステップを広げています。
↑写真では若干白っぽく写っていますが、
フレームからエンジンハンガーまでブラスト&ダイヤモンドコート艶あり黒仕様です。
ペイント業者から上がった物をそのまま組み付けるわけではありません。
パイプの内側や袋状でペイントの乗り辛い場所に
防腐処理を施し、各ネジ穴のタップ処理をしっかり行ってから組み付けます。
ダイヤモンドコートは取引先で業販が効かず、
今後また値上げされるそうですので、
当店としましても無理にはお薦めしませんが、
鉄フレームにはとても相性が良いと思っています。
↑エンジンはフルO/Hを行いました。
シリンダーはヘッドはブラスト後にウレタンブラックでペイントし、
シリンダーはブラスト後に耐熱&耐油ブラックペイントです。
写真でみるとシリンダーの方が若干白っぽく見えますが、
実際は新品のシリンダーより塗膜も強く綺麗な仕上がりだと思います。
↑ キャブは一度O/H済みとの事でしたが、
燃料コックの漏れも酷く、念のために開けてみたら錆のカスが一杯ありました。
そこで改めてO/Hを行ったわけですが、
タンクの錆取り&コーティングや新品燃料コックの採用等、
色々と手を入れました。
↑右の写真はO/Hのために清掃した状態です。
↑シートは当店オリジナルのスペシャルシート仕様です。
適度に肉抜きを行い、メッシュの表皮を採用。
メーターステーやハンドルポストのフィッティング当もすべて
コンプ仕様に含まれます。
さて、今回は新車から乗り続けられているRZRが主役でした。
直接お会いできないにも関わらず、
当店を信頼してすべての作業を任せていただきまして、
本当にありがとうございます。
ショップの代表として私も感無量です。
どうぞこれからも大切にしてやって下さいね！！
