↑上の三枚は加工終了後のものです。
車両オーナー様ご希望の位置にフィッティングできて一安心。
↓は製作工程です。
↑まずはリヤサスの同調を取り、
サスの傾きやフィッティング方法等を検討します。
市販のマウントも幾つかありますが、
コレと言った決め手が無かったため、
1からワンオフする事にしました。
↑検証の結果から上の様な構造のマウントを製作しました。
溶接に適したプレートにフライスで穴を開け、
現物合わせで外周を削っていきます。
この時、左右の同調が狂わないように配慮します。
サスを固定するピン(写真中央)は、
元々ベアリング対応の精密級シャフトとして、
一本物で市販されている物でとても強度があります。
(取引先は企業秘密)
生鉄では強度的に不安ですし、
当店でピンの製作をして焼を入れると熱の歪みで外径が変わってしまいますので、
こうした精度の高い高剛性の市販品を使用しました。
↑溶接前の仮組み状態。
すでにピンはジャストフィットしていまする
↑そしてまずピンを溶接固定
↑最終的にこの様にフィッティングしましたが、
黒くて良く判らないですね(汗)
以上、車体お持ち込みであればこんな加工も承っております。
