SRX600のカスタム車です。
当店ではフレームと足回りそのたの小物を担当させて頂きました。


   

車体を持ち込まれた当初はブルーメタのタンクに、
社外テールカウル、一本出しのオーバーマフラー等が装着されておりました。
またエンジンはボアアップされており、高圧縮比のせいか
通常バッテリー+セルでの始動が困難でした。
その後強化バッテリーを組み込みトライするもののやはりセル始動困難である事が判明したため、
仕方無しにバックステップを諦めキック仕様にしてあります。

しかし足回り換装後のサーキット走行でどこかしらの調子が良くなったのか、
セルで始動できる状態になりました。
現在は様子見ですがこのまま問題が起こらなければ
キックを取り外しバックステップ仕様に戻す予定です・

      
足回りは前後3XVです。
ホイールやステム換装は他のSRXで紹介しておりますので今回は省きます。
トップブリッジは当店オリジナルの3XVを少々改良して装着。
メーターステーもワンオフで製作です。
ハンドルロック用のストッパーはフレーム側で対処してあります。
マフラーはオーバーの二本出しでブラストペイントを施しました。
フェンダーはカーボン製です。
倒立フォークのインナー下部もブラストペイント済みです。
(もちろんフルO/H)


  

    

↑持ち込まれた直後にバラしたフレームのヘッド部とシートレール部です。
元々カウルが取り付けられていたらしく、
汚いステーが溶接されておりましたので、サンダーできれいに修正します。

シートレールも一度切断したものを再溶接してありましたが、
裏を見たら大穴が開いておりましたので(左写真)
修正しました(右写真)



     


↑フレーム、スイングアーム、その他の小物はダイヤモンドコート仕上げです。
ホイールは当店の勧めでブラスト&ウレタンペイントです。
強度のあるダイヤモンドコートでもペイントに不向きな物があります。

↑オーバーの二本出しマフラーは元々の取り付けがいいかげんで、
スイングアームとサイレンサーが干渉して大穴が開いておりましたので、
アルミプレートを溶接して塞ぎました。

↑次第に組みあがっていく模様です。



↑完成直後にいきなり走行会参加と相成りました。
いきなり新品のタンクを付けるのは勇気が入りますまで、
元のプルータンクのまま出場です。

以上ですがこれからまだまだ進化させる予定との事ですので
皆様こうご期待です!!