↑ ノーマルから型を取っていますのでどこから見てもRZRです(笑)
プレス成形業者で打ち合わせを行った際、
この形を再現して量産するのにどのくらいの金型代が必要ですか?と質問したところ
〜500万が相場と言われました(瞬殺)
金型代を安くするために妥協をすると
RZRのノーマルタンクベースでも言われなきゃ判らないようなフニャけた外見らなるそうです。
↑緑の矢印のリング部分にはメッキ処理されたスチール製のリングがはめ込まれています。
ノーマルキャップをボルトオンさせるのが前提なのですが
すべてアルミで製作するとカジってしまうためです。
アルミの電解腐食を心配される方は
タンク裏面に防食アルミプレートを一枚貼り付けておくと良いと思います。
電気の流れがスチール→アルミ→防食アルミプレートとなりますので
防食アルミプレートが腐食する事によってアルミの電解腐食を防ぐ効果があると思います。
↑燃料コックもご覧の通りボルトオンです。
サイドカバーとタンクとの隙間は左右で個体差がでますが
その点は何卒ご了承下さい。
↑今回私が最も心配したのがサイドカバーを止めるステーの強度です。
2mm程度のステーなのでカバーの抜き差しをする時に曲がってしまうのではないかと....
そこで最初はリブ付きでお願いしたのですが
形状的に無理があり、結局溶接部の面積を大きくして対処しました。
結果的には見た目よりもかなりしっかりしたステーで満足しました。
グロメットは1XG以降の新品を使うと柔らかくて良い様です。
ノーマルタンクの場合でもサイドカバーの爪とグロメットの高さにかなり個体差があります。
アルミタンクもすべて同一にはなりませんのでご了承下さい。
↑右側のサイドカバーに関しましては、
緑矢印の部分を削って頂く必要があります。(写真は加工済み)
ステー補強のために溶接部の面積を増やしましたので
その分の干渉を避けるためです。
↑ タンクエンド
ノーマルパーツボルトオン かなりしっかりしています。
↑タンク先端もご覧の通り。
↑タンク裏側もノーマルと同じ形状
↑ 叩き出しタンクの泣き所ですが
緑枠の様にところどころエクボになっています。
これはこのRZRタンクに限らず他のものもすべてです。
塗装ベースとしてならば下地処理で対処するレベルですので特に問題はありませんが、
バフがけ仕様はNGです。
製造元でもバフ掛け仕様はラインが崩れるために不可との事です。
出荷時は写真の様に粗研磨状態となります。
タンクのラインはノーマルをできるだけ再現してありますが、
表面処理(面だし等)につきましてはペイント業者様とご相談ください。
(当店では原則としペイントの受付までは行いません。)
↓ペイント後の写真です。
↑車体に載っているのが純正スチールタンク
手前がアルミタンクの完成品
販売価格は税別\208000(塗装無しの状態で出荷)
※2023年1月より外注先の製造コストアップのため
これまでの税別価格\178000では販売する事が
できなくなりました。
この価格帯ではオーダーも入らないかと思いますが
オリジナル商品として取り扱いは行って行きます。
基本的には受注生産品としてご注文を承ります。
※全額前金制
当店で直接製作するわけではありませんので
発注後のキャンセル(返金)には一切応じられませんのでご注意ください。
またプレス成型で大量生産されるタンクとは異なりますので
製作過程上の個体差によるクレームにも応じられません。
(入荷&出荷時に検品はしますので許容を超えるものはそもそも販売致しません)
尚、この商品につきましては当店で企画販売する
当店のオリジナル品となります。
製造元を公開しておりますので当店を通さず
直接製造元に問い合わせをされる方がいますが
製造元では受け付けを行いませんので
予めご了承下さい。
受注生産時の納期に関しましては都度お問い合わせください。
2023年1月現在でおよそ10ヶ月との事です。