上の写真は完成後のものです。
今回は駆動部の穴あけにフライスを使った以外は
大型機械を使用せず、また溶接構造も取り入れないハンドメイドの削り出しに拘りました。
上の写真左は素材の7075プレートににマジックでラインを書き込み切断したものです。
その後駆動部加工を行いガタがないか確認します。
駆動部の加工が終わったら後は製作者の感性がものを言います。
とにかく初めはグラインダーで粗削りしては車両に仮組みをするという方法で
作業を進めていきます。
上の写真が粗削り中のものです。
アームの絞り具合やオフセットの具合などを少しずつ形にして行きます。
上の写真はほぼ完成体です。
これから細部のラインを煮詰めて仕上げに入りまする
表面は美しいパフがけです。(上の写真)
エンジン始動のたびにつくキック痕をそのまま重ねて時を刻むのも良し。
またツーリング後に愛車に感謝の気持ちを込めて磨きあげるのも良し。
(駆動部のボールとスプリングが入る穴も開いています。)
キックアームばかりきれいになってもその台座が汚れていてはいけません。
油分を落としシルバーに近いガンメタでペイントです。
アームの開き具合もばっちりOK。やっと完成です！！
上の写真は試作製作時のものですが、
市販品（下）はもう少し太めに仕上げています。
(雨天時の事は考えておりませんのでゴムパーツは無しです)
価格 販売終了
