前回はエンジンのフルO/H担当させて頂きましたが、
今回は足回りの換装オーダーです。
フロントに3MAの正立
リヤに3MA-SPアームと3XVホイールの組み合わせ。
トップブリッジはR1Zのノーマルキーシリンダー位置に合わせて
メーター回りがボルトオンできるようにワンオフオーダーです。
↑足回りのフィッティングにつきましては
当店の定番ですのでいつもの通りですが、
すでに取り付けられていたサオテックチャンバー(ステンレス製)が
3MAのスイングアームに対してどうなるかが心配でした。
結局ステーを造り直し、
チャンバーを若干外へ振る事でアームやサイドスタンドへの干渉は避けられました。
↑そしてワンオフしたトップブリッジです。
3XVの倒立フォーク用はすでに実績があるものの
3MAの正立フォークタイプとはピッチもオフセットも異なりますので
ジグからすべて新規製作です。
表面はソリッド形状ですが裏側は肉貫きしてあります。
(写真取り忘れました)
↑R1Zノーマルのライト&ウインカーステーの下部を加工後、
3MAのアンダーブラケットに接続される三角プレートを製作して終了です。
この辺りは現物合わせになりますが...
アンダーブラケットはブラスト後にペイント済みです。
↑フォークアウターやホイールはすでにペイント済みでお持込みして頂きました。
フォークに関しては新品のインナーチューブを取り寄せてO/Hを行いましたので、
作業中にアウターペイントを傷つけないよう特に注意が必要です。
バックステップはコワース製ですね。
という事で無事に作業を終わらせる事ができました。
今回のR1Zは年式から考えるとフレームや外装の状態が良く、
それらのリペイントを行わなくても十分にきれいに仕上がったと思います。
これから先がまた楽しみですね!!