「もらい事故に遭ってしまったSRを復活させて欲しい」そんなオーダーでした。
ざっと見たところアルミタンクは凹み、フォークの曲がりや捩れ、
その他もろもろキズがついてしまっています。
修理するついでに各部のグレードアップをはかります。

↑完成後のSRです。右のRZはお兄さんの所有車で以前HPで紹介しています。
このRZも今回色々と手を加えました。

   

↑このSRは他店でカスタム済みのものを購入されたそうです。
全体的によくまとまっていましたが、カウルの取り付けがやや捩れていたり、
気になる所が多数あるそうですので一つずつ潰していきました。
当店では外装ペイントは受け付けておりませんので
タンクやカウルの板金ペイントは車両オーナー殿に手配してもらいました。
カウルは取り付け穴をペイント前に埋めてもらい、
それをまた当店で穴あけして取り付けるわけです。

↑SR等のスカチューンで気になるのが必要無くなったフレームのステー類です。
いくら外装がきれいでもその辺りの処理がされているのといないのでは
雲泥の差がでます。
今回はフレームペイントもオーダーされましたので、ステー類は思い切ってカットします。
↑左はカットしたステー類、右は作業中の店長殿です。

↑こんな状態でカットして行きます。

   

↑ 左 ペイントが終わって徐々にパーツを取り付けている所です。
リヤフェンダーは持ち込まれた物をそのまま使用しますが、
ウインカーステーは作り直しました。
ただし振動がどの程度影響するのか不明ですので
早期にクラック等が入る様ならまた作り直す予定です。

↑余分なステーが無いのですっきり!!

  

↑三又アンダーブラケットはバリ取り後にブラストペイントしました。
梨肌のスチール製ブラケットはバリ取りが思ったより大変なので
とても金額的にあうものではないですね(笑)

右のオーリンズサスは何用か不明でしたが、専門店にてフルO/Hを行いました。

フォークのインナー修正や、アウターのブラストペイント、
スイングアームのブラストペイントに伴い、
ベアリング、シール等の消耗品をすべて新品の交換しました。
これでしばらくの間は手を加えなくても良いでしょう!!