足回りは前後`89TZR(3MA)ですが、リヤホイールのみ3XVにコンバートして、
リヤ車高を約3センチアップしております。
外装ペイントは当店では受け付けておりませんので、
車両オーナー殿直々に手配していただきましたが
いや〜カッコ良かったですよ。
なにしろ3HMにビキニカウルとアンダーカウルをばっちり装着して、
フレームから足回りまできちっと走れるインターカラーですからね。
私自身がまたまた欲しくなってしまいました(笑)
↑元々3HMのフロント周りに対してビキニカウルが装着できるよう、
ワンオフステーを製作してありましたが、
3MAにはそのままで流用できませんでしたので
ほとんど作り直しました。
ビキニカウル装着時のカウル高を考慮すると、
3MAノーマルのトップブリッジ下のセパハンではカウルが下がりすぎて不細工になります。
そこでハンドルの設定では色々と悩んだのですが、
今回はハリケーンから角度の合う物を選択しました。
ニーグリップの良いタンクと合わせて個人的にとても良いポジションになったと思います。
シートは当店オリジナルのスペシャル加工済みです。
↑アンダーカウルの装着と簡単に言いますが、
ノーマルの様に自然にフィッティングさせるのにはかなり根気が要ります。
チャンバーの形状に合わせてカウル本体の整形やステー製作を行うわけですが、
位置決めがとにかく難しい。
3HMには元々カウルステーなんてありませんから、
L型の鋼材をフレームのRに合わせて整形し、ボルト穴を開けてナットを溶接します。
その後フレームに溶接します。
カウル正面にボルト2本で固定する部分があるのですが、
これは本来ノーマルのラジエターカバーに取り付けるのですが、
今回は3MAのラジエター仕様ですので、
ラジエターステーを新たに作り直して対処しました。
↑フレームは車両オーナー殿のご希望で今回初めてパウダーコート仕上げにしました(外注)
RZRのフレームには予想以上に相性が良い様です。
↑左1.2.はペイント前のブラスト処理ですね。
カウルステーとフォークアンダーブラケットもブラストペイントです。
↑新たに作り直したステー類です。
この後アルマイト処理しました。
↑ 仮組み状態です。
ハンドルの形状が良く分かると思います。
とここまでアップしてきましたが、
車体をお預かりしてから数ヶ月の間雪が降った事もありました。
そんな時は「今頃諏訪の方はどうかなぁ」などと思いながら作業をしたのが
なんだか懐かしい今日この頃です。
そして車両オーナー殿よりコメントをいただきましたのでアップします。↓
コメントありがとうございます。
これからも気に入って頂ける仕事ができるよう努力して行きますので
何卒よろしくお願いいたします!!