TAKUオーナーの車列伝

1号機 
いすゞ ジェミニc/c セダン (JT150)


 新車で無理して購入するものの二年後の誕生日の日に
 中坊の運転する「盗難車」に追突され乗り換えを決意!!
実はこの時相手がいきなりUターンして逃げたため、
痛んだジェミニで猛然と追いかけたものの取り逃がした。
助手席の彼女(嫁さんです)の「恐い」の一言で正気に戻ったからである。
その後警察には二重事故になったらどうするんだと大目玉。
結局数ヵ月後に犯人が捕まり中坊だと判明したが、
電柱やゴミ箱にぶつかりながら逃走した
盗難車の後ろ姿は今でも忘れられない。


2号機
いすゞ ジェミニハンドリングbyロータスセダン(JT190)

イルムシャーターボにするか悩んだ挙句、
シンプルで長く乗りそうなこちらを選択。
スタイル、パッケージングセンスは今でも最高だとマジで思っている。
しっか〜し
私のJT190は恐ろしいくらいのトラブルメーカー。
最後は雨漏りが直らず泣く泣く手放す。
因みにこれも新車で購入。

3号機
トヨタMR2スーパーチャージャー(AW11)

結婚してから中古で購入した車。
故障とは縁の無い優等生だったが、
通勤途中の信号待ちで居眠り運転の車に思いっきり追突された。
しかし相手の保険で修理して、
我が家に子供ができるまで乗り続けた。
ミッドシップとは言え普通の速度では基本的にアンダーステア。
だからってオーバースピードで突っ込むと
かなり恐い思いもします。
要するに本当に早く走るには難しい車だった。
(あくまで自分の腕では)

4号機
トヨタカローラ1600GTセダン(AE92)

子供ができたので4ドアの中古を買う事にした。
しかし普通の車では面白くないのでGTセダンをゲット。
こいつは本当に良く走ったと思う。
純正の6連メーターも個人的に好みだった。
最後はエアコンのコンプレッサーが壊れて
あちこちガタが出たので乗り換えを決意!!
(こいつを購入する前までトヨタのセダンだけは乗りたくないと思っていた)

5号機
トヨタカローラ1600GTセダン(AE111)

UPS−TAKUを立ち上げて初めて新車で購入したのがまたしても1600GTセダン
しかも6速マニュアルである。
こいつは本当に長く乗るつもりで購入したのに....
購入から二年後に千葉県の印西や柏市を襲った大雹害にやられてしまう(泣)
いつもどうり白井市のTAKUまで出勤していれば助かったのに...
たまたま歯医者で印西に居たのが運の尽き。
それはすさまじい雹害でした。
車両保険に入っていなかったため高額な修理代を払えず
ボコボコの外装のまましばらく乗り続ける。

6号機
BMW 325iクーペ (E36)

実弟が中古で購入したものの、
嫁さんにはあまり評判が良くないらしく、
私が格安で譲り受けました。
この時点で5号機の1600GTセダンは雹害車にも関わらず
予想外に良い価格でドナドナされて行きました。
さて期待のE36
何と言っても初の6発エンジンである。
そうBMWが誇るストレート6
ATであっても十分に6フィーリングを味わった。
純正タイヤが太すぎてキビキビした操縦性は感じなかったが、
この手のクーペーはしゃかりきに走らずともかっこ良ければOKなのである。
また居住性は悪くなく、ヘタなセダンより後席は広い。
まだ子供も小さかったので、通勤からプライベートまで幅広く使えた。
エアコンが三年連続で壊れる等維持も大変だったが、
10万キロ目前でエンジンの可変バルブシステムにトラブル発生。
そのたもろもろ悪い箇所を直すと100万円を越えるためドナドナを決意。
これがM3クーペだったら無理しても直したかも

7号機

スズキ ワゴンR Di RRターボ(MH21)

BMWからいきなり国産軽である(笑)
燃費はE36の倍で居住性は抜群。
しかも元々小さい車は嫌いじゃないので新古車を購入した。
思ったより快適で家族にも好評
車自体に何の不満もなかったです(ホント)
しか〜し、またしても我が家にとってゆゆしき事態が...
TAKUの走行会で出会った迷い犬(捨て犬!?)を
なし崩し的に飼うはめになってしまったのである。
その犬はどんどん大きくなり、
家族四人&荷物+犬用のゲージ+ギターケース2本程度で行動するには
軽のワゴンRでは無理と言うもの。
(背の高いワンボックスは駐車場の関係でパス)
そこで軽を諦めて小型車まで視野を広げるが...
やっぱり普通の車じゃつまらない。
そこで8号機の登場となった!!

8号機
ボルボ `90 240GLワゴン


いきなり凄い選択。
しかも138000`。
耐久性に定評のあるボルボじゃなかったら絶対手を出さない走行距離である。
因みにワゴンRの人気は凄まじく、
買取金額は予測をはるかにオーバー。
240を購入してもお釣りが来ると言う嬉しい誤算となった。
その240も購入直後はエンジン始動不良などトラブルが続いたが、
販売店が頑張ってクレーム処理してくれたおかけで今は快調です。
消耗品は順次交換が必要ですが、
犬用ゲージを積んでも尚余裕がある荷物室や
クラッシックなたたずまいはとても気に入っています。

※耐久性と言っても私が対象にするのはボティーやエンジン本体やミッションについてです。
ブッシュ類や電装品等については消耗品と考え不調の際は潔く交換が前提でしょう。
ただし交換パーツはかならずしも純正である必要はないと思います。
ボルボの場合はOEMパーツが一杯ありますのでそれを上手く利用するのが良いでしょう。
この手の車は走行性能も快適装備も現在の車と比較になりませんし、
消耗品の交換もろくに行われていない240を安く購入してがっかりしないためにも、
消耗品の交換=故障と考えてしまう人にはまずお薦めできません。




↑ボルボ240と言えば赤のイメージがありますが、
 私はこのライトブルーメタリックが一番好きです。
頻繁に洗車しなくてもきれいに見えるのも良いところ(汗)

ちなみに
アクセルは重く、エンジンはバタバタ言うし、細かい音も出る。
加速や最高速なんて口に出すのも恥ずかしいレベル。
「だからどうしたのよ?」って軽く言えちゃうのが240の凄い所。


  

↑車が長いので車庫入れには気を使いますが、
240は実に小回りの効く車です。
ある領域からぐぐっと強力に回頭しますよ(ほんと)
また普通に乗っている限りブレーキも良くききます。
(この辺りはメンテ状態にもよりますが)
セダンからの派生であるとは言え、余分なピラーが無いガラス周りも気に入っています。



  

↑ボルボ240と言えば「空飛ぶレンガ」と言われたほど四角いイメージがあります。
しかし現実には後発の940や850が四角いボルボを地で行っているのに対し、
240の外皮(スウェーデン鋼?)は何とも味のある形状をしています。





↑ 私の240はいわゆる事故車扱いではありませんが、
安いなりにあちこち補修はしてあります。
納車状態では左ライトのチリが合わず、ちょっと情けない顔でしたので
少し加工して凛々しくしました。

  

↑左 樹脂ではなく、鉄板に開けられたスリット状のダクト(って言うのか!?)
以前所有したBMW E36クーペもそうでしたが、
こういった古典的なデザインは私のもっとも好む所なのです。
(サビたら辛いでしょうが)

  

最後に内装です。
何の変哲もありません。
タコメーターすらありません(笑)
ダッシュボードカバーで隠してありますが、
年式相応のヒビ我が発生しています。

プラスチック状のドアポケットや、センターコンソールは
当時の材質に限界があるのか思いっきり割れやすいので要注意!!
ただし、割れたら割れたで黒のガムテープで補修なんてのも
この車の場合は許されると思います。
いわゆる道具として使えるカッコ良さです。

夏場のエアコンの効きはとても国産車にかないませんが、
冬場はあっという間に暖かくなります。
標準装備のシートヒーターも一度使うとやめられません。
燃費を気にしなければ冬場の通勤には最高です。

(通勤時の燃費 L6〜7`、ツーリングでL10`
レギュラーガソリン仕様)

購入時にフロントサスアッパーマウント、
ロアアームエンド、タイロッドエンド、
燃圧レギュレーター、ヘッドランプ反射板、
クランク角センサー、デスビキャップ、デスビローター、プラグ、
リヤゲートのウェザーストリップ等を交換してもらいました。
その他の消耗品は追々交換して行く予定です。

<ボルボ整備日記>


2006.2.21

メーターパネルの「入」マーク点灯後、
特に問題なく走っていたのでディーラーで消灯してもらったものの、
数百キロで再び点灯。
今度は完全にアイドル不調となる。
原因はインジケーターの誤作動ではなく、
明らかにエアマスセンサーの不良との事。
メーカー新品は高いので、販売店と相談して市販の物に交換。
ついでにマスターバックのエア吸いに備えてコーキングを施し、
一件落着と相成りました。

そうそうエアマスセンサー交換と共に、
ブローバイフィルターも新品(\300程度)を取り寄せ交換したのですが、
何と私が購入した240には付いていませんでした。
(外されていた)

2006.2.23  走行141435`


以前から気になっていた左後方(室内)の異音が増大。
段差や交差点通る度に多大な精神攻撃を受ける。
少し早めに出勤して、
左後ドアのヒンジ調整と、後席背もたれ左のヒンジ調整を自分で行う。
その後のテスト走行では特に問題無しでホッと一安心。
因みに私の240はインパネ、ダッシュボード、ドアの内張り等、
それなりの異音はします。
そんなのを気にしていてはこの車には乗れません。

2007.1.17  走行145758`

TAKU敷地内でウォーターポンプシール部よりクーラント漏れ発見。



↑助っ人 M殿 参上!!

   

↑ ゴムシールがベロンベロン
こうなった原因はカムシールのオイル漏れにあり!?



今回交換したパーツ類。
ベルトも交換したので滑りも無くなり良い感じ!!

2007.10.12  走行149.080`

中古で240を購入して初めての車検です。
今回は友人に紹介してもらった業者さんにお願いする事にしました。
サクっと代車も借りられてすぐに終わる予定でしたが、
点検の結果、幾つかの消耗品の交換が必要という事が判り
しかもブレーキ回り等の重要部品も含みますので交換をお願いしました。

今回交換パーツ

タイミングベルト/テンショナー
クランクシャフトシール/カムシャフトシール
クーラント
フロント左右ブレーキホース
ワーニングバルブ
マスターシリンダー
フロント右ラックブーツ(トー調整含む)
以上です。
その他車検整備にエアコンガス補充です。

作業中に思わぬトラブルに見舞われて納期がだいぶかかりましたが
ブレーキペダルの踏み応えは格段に良くなり、
ハンドルを左に切った時にステアリングに伝わる違和感も解消されてしました。
普段は店の軽トラックで通勤していますので
今後も走行距離は伸びないと思いますが愛着は湧きますね〜

車検の前の書き込みが若干抜けてしまいましたので補足


※リヤゲートダンパーがヘタリ気味だったので新品に交換

※リアゲートのウェザーストリップの滑りが悪く、
ゲートを下ろした時にボーティー外側にはみ出してしまいます。
ストリップは240購入時に新品に交換してもらっている事から
240の持病みたいなものでしょうか。
仕事で使っているワコーズのシリコンスプレーを塗布して様子を見たところ。
特に問題も発生せず良い感じです。

※ 信号待ちで止まる直前にスピードメーターの針がぴょっこっと
上下する現象と、球切れだか断線警告灯なるものが
ブレーキを踏むとたまに点灯しました。
ブレーキランプは正常に機能している様なので、
センサーの誤作動かとあまり気にしてなかったのですが、
よくよく点検すると、ブレーキペダルを何回か踏むうちに
ブレーキランプ点灯しなくなる事があるのが判明。
これは命にかかわるので、テールランプ関連から調べたところ、
右テールランプユニットの配線不良が発覚。
樹脂パーツが溶けて接触不良になっていました。
それらをきちんと直してアースもしっかり取ったところ
一切のトラブルが無くなり、メーターの針も至って正常です。

2007.11.18

車検も終わりやれやれと思っていたところにトラブル発生です。
走行中明らかにヤバそうな異音が発生したので
一時はミッションが終わってたのかと肝を冷やしましたが、
どうやらオルタネーターのベアリングが駄目になった様です。
車検の後という事でタイミングは悪いですが、
いわゆる消耗品の交換というヤツで仕方がない事ですね。
私がオーナーになる前の整備帳を見ても一度も交換された様子がないのですが、
だとするとむしろかなり持った方だと思います。
早速、純正リビルトより安い国産品新品(ボルボ240対応品)を発注しました。
フィッティング作業は前回のウォーターポンプの交換をお願いした
M殿にお願いします。

  

↑左がノーマルで80A仕様 右が新品100A仕様です。
形状はだいぶ異なりますが、取り付け方法は同じです。
ただし、端子の形状が異なったりしてますので
一部簡単な加工が必要でした。

  

↑オルタネーターはアルミ鋳造品のステーに
写真右の様なゴムブッシュを3個使って固定されています。
このゴムが変形するとオルタの固定位置が微妙にずれて各部に負担が出るとか...
私の240のブッシュもご覧の通り、悲惨な状態に変わり果てていました。

青のブッシュは今回のために取り寄せたウレタン製強化ブッシュです。
強化ブッシュはその名の通り、ノーマルに比べて格段に変形しにくいと思います。
ただし、変形しにくいという事は、このブッシュを圧入しているステー側に
振動による負担がかかるとも言えますので、
その辺りを考慮してどちらを選ぶか、自己責任で判断すべきパーツだとは思います。
因みに、ステーへの圧入は道具の全く無い素人さんでは
かなり大変な作業になると思いました。
今回はプレスとバイスを使って圧入したわけですが、
無理するとそれこそステーを破損させてしまうかもしれません。
何はともあれオルタ交換後は異音も止まり調子も非常に良いです。
12月末には家族で旅行に行くので、
その前に少し距離を稼いで不具合が出ていないか確認もしたいと思います。

2007.12.17  150523キロ

エンジンオイルとエレメント、バッテリーの交換を行う。
今の所快調そのものですが、
プロペラシャフトのシールやセンターベアリング、
足回りのブッシュなどを交換すれば更にシャッキっとするでしょう。